Cafe ginger⌘ginger【暮らし編】

心と暮らしを、心地よく整える。

⭐︎母の味、七草粥 ~ 受け継がれる、温もりと願い ~

1月7日の朝、食卓に並ぶ、七草粥

湯気の向こうに、今は亡き母の笑顔が、優しく浮かびます。


今日は、私にとって特別な日。

母の味、そして、母の想いを受け継ぐ、大切な日です。

母と七草粥

私が幼い頃、毎年1月7日になると、母は決まって七草粥を作ってくれました。

七草粥を食べると、一年間、元気に過ごせるんだよ」

そう言いながら、母は、丁寧に、七草を刻み、お粥を炊いてくれました。

春の七草

セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ

独特の香りと、ほろ苦い味が、

なんだか、大人になったような気がして、

ちょっぴり誇らしい気持ちになったことを、

今でも、はっきりと覚えています。


幼い私には、難しくも感じましたが、

母の声を聞きながら、

一緒に七草を刻んだり、

お粥を混ぜたりする時間は、

何よりも楽しく、

そして、

温かい時間でした。

母の味を、受け継ぐ

母が亡くなってから、もう20年以上が経ちます。


でも、七草粥を食べるたびに、

私は、母の作った七草粥の香りを思い出すと同時に、

あの頃の母との時間を

思い出すことができます。


今では、私も母となりました。

結婚して10年以上になりますが、

毎年、

1月7日には、

母を思い出しながら七草粥を作ります。


私は、

母の味を、

そして、

母の想いを、

娘に

受け継ぐことができたらいいなぁ…と

願っています。


孫を抱いてみたかっただろう母と

「ママのママ」に会ってみたかっただろう娘を繋ぐ

レシピになってくれますように☺️…

七草粥に込める、願い

七草粥は、

一年の無病息災を願って

食べられる、

日本の伝統的な行事食です。

そして、

私にとっては、

母との

大切な思い出が詰まった、

特別な料理です。

今年も、

家族みんなで、

七草粥

いただきながら、

母に感謝し、

そして、

家族の健康を、

心から

祈りたいと思います。

母から娘へ、そして未来へ

母から私へ、

そして、

私から娘へ…

七草粥を通して、

母の温もり、

そして、

家族の健康を願う想い

が、

これからも、

受け継がれていくことを、

私は、

信じています。

そして、

この「Cafe ginger⌘ginger 暮らし編」

が、

母から受け継いだ、

「暮らしの知恵」

を、

多くの人に

伝える場所

となることを、

願っています。

レシピ: 我が家の七草粥

ここでは、母から教わった、我が家の七草粥をご紹介します。

材料(4人分)

米:1合
水:7カップ
春の七草:適量
塩:小さじ1
餅:お好みで

作り方

  1. 米は洗って、30分ほど水に浸しておきます。
  2. 春の七草は、よく洗い、細かく刻みます。
  3. 鍋に、米、水を入れて、火にかけます。
  4. 沸騰したら、弱火にして、30分ほど煮ます。
  5. 七草を加え、さらに10分ほど煮ます。(餅を入れたい方は、このタイミングでどうぞ。私は一口サイズに切ったものを入れてます。)
  6. 塩で味を調えて、完成です。

ポイント

七草は、お好みのもので構いません。
お好みで、鶏肉や、油揚げ、かまぼこなどを加えても、美味しく召し上がれます。

母の味を、ぜひ、あなたの食卓でも…

このレシピが、

あなたの

心と体を、

温かく

満たしてくれますように…

そして、

あなたの

一年の

健康と幸せを、

心から

願っています。